ミナサン こんちは
2010.1.24 山形県蔵王連峰の刈田岳に登ってきました
凍人亭 野営地から 8:00 出発
R13号線を蔵王方面に向かって南下
車を走らせながら 今日のルートを練ります
オイラ 単独行動の時はだいたい 走りながら行く先を決めるんですよね 優柔不断なんで
Rさんには熊野岳まで登るって言って出てきたものの
温泉もいいなぁ 地蔵岳までケーブルカー使っちゃおうかなぁ・・・
んでもなぁ・・・雪がモリモリで晴れてる熊野岳はナカナカ行けないっしょ~
でもなぁ
を3回転位検討し(;´Д`)
ヨシ 決めた!!! やっぱり熊野岳だぁぁぁ~
途中コンビニでカップラとオニギリを購入し 蔵王エコーラインを山形側から登り
冬期通行可能な最終地点 蔵王ライザスキー場に到着が9:00
駐車場で準備っす
周りはみんなスキーかスノボ まぁそうですよね でもなんとなく嬉しかったり(´∀`*)ウフフ
チケット売り場で大人回数券を2回枚 ライザスキー場ってあんまり大きくないので
スキー場の一番上まで2回でいけちゃいます
オイラがチケット購入してると隣の窓口にカンジキをもったベテランハイカーさんが来ましてちょっとホッとしたり
ザックにスノーシューを装着して 行くゾー♪
・・・・って山頂の方を見ると 今まであんなに晴れていたのに雲が段々・・・OTL
リフト乗り場は標高1,100m付近 そこから1つ目の高速リフトで標高にして約150m
木の枝の雪の付き方が変わってきますねぇ
リフトを降りるときはオイラは靴のままなのでリフトの係員さんがスピードを緩めてくれましたよアザース
二つ目のリフトをゆっくりと登り 途中樹氷っぽい木も
樹氷とは
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樹氷はどうして出来るの? (澄川スノーパークHPより引用)
樹氷とは不思議なもので、蔵王の他は八甲田山などの限られた地域にしかできません。
樹氷の生育にはいくつかの条件を満たさなければなりません。
条件1 アオモリトドマツが自生している。
樹氷は、アオモリトドマツの木に氷と雪が付いたものです。アオモリトドマツは亜高山地帯に生える常緑樹(じょうりょくじゅ)です。
条件2 雪が降るところ、降りすぎてもだめ。
雪の少ない山では樹氷は出来ませんが、かといってあまりにも雪が多く降る山にはアオモリトドマツは自生できないのです。
条件3 気象条件。
冬型(西高東低)の強い気圧配置で、強い西風が吹くとき。
条件4 山の西斜面。
冬は西風が吹きます。湿った空気が蔵王の西斜面に吹き付けると、上昇気流となり水蒸気が過冷却水滴、つまり雲粒となります。櫛状の形をしたアオモリトドマツの葉に、強い西風にのった過冷却水滴が衝突すると、一瞬にして氷になります。次々に過冷却水滴が衝突し、風に向かって成長します。この時氷の間に空気を閉じこめ
るので、白い氷になります。この氷はエビの尻尾のように成長するのでエビの尻尾と呼ばれています。
条件5 雪が適当に降る。
雪片がエビの尻尾にぶつかると、過冷却水滴がのりの役目をして
雪片をとじこめ、樹氷が更に成長します。
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リフトを降りてスノーシューを装着
先程チケットを購入していたベテランさんがいまして
聞いてみると刈田岳まで行くそうです
ではスタート
この日は気温も高めで何℃だったかなぁ 確か2~3℃位 登り初めは太陽も顔をだしてたんで
結構暑かったりしましたよ
スノーハイクは雪があるおかげでコース取りも多少自由が効きますのでちょっと珍しい物があれば近くまで
行けたりしますね
樹氷地帯に差し掛かった頃には暑くてインナーのフリースを脱ぎましたよ
インナー 薄いフリースを忘れたんでモンキーマンを着ていったんですけどやっぱり暑かった
標高が上がって来て景色がより良くなって来た頃 スッポリと雲の中
↑これは昔のリフト乗り場
周りは暗く 風が強くなって吹雪 それがずーと山頂付近まで続きました
コースは昔のリフト脇をずずっと
一瞬雲の切れ間が(モブログを挙げた時デス)
しばらく景色が無かったもんですから この一時 感動でしたね
蔵王のお釜が近づくにつれて 風がどんどん強くなり
おぉ馬の背が見えた(目印の木棒)
って頃には帽子が吹っ飛ばされそうになったんでニットキャップに交換
あっ また晴れ間が ダーシュ・・・・
氷の張ったお釜get♪ しばし撮影time
頂上で雲の流れを見てるとやっぱり太平洋側って晴れるんだと思いましたね
こっちが宮城側
奥に見えるのが熊野岳 山並に沿って雲が北上してましたよ
この時11:30 登り始めてから約2時間経過
ここから熊野岳山頂までは約40分 登りたい気持ちは山々だったんですけど
靴擦れギミだったのとsatoタンとeiタンのお迎えもあったので今回は刈田岳でオワリー
刈田岳の避難小屋に昼食を取りに行きました
雪に埋まった非難小屋
因みに雪が無いときはこんな感じ
避難小屋周りは宮城側から登ったスキー・スノーボーダーがたくさんいましたよ
小屋の中には男女混合のパーティが昼食中でして その片隅に混ぜていただきました
男女混合・・・みなさんベテランですよ
カップラのお湯を沸かす準備をしてたんですけど
無い!?
あれ?なんでだ探しても無い (下山したらリアバンパーの上にちょこんと乗ってました)
しょうがなくそのパーテーの方から火を借りることに
プリムスのバーナーが点火していたのでそこから火点けなって言われたので
リアクターに火を移したら
「なんだそのバーナーΣ(゚Д゚ υ) !!??」
ってボスっぽいジーさんが
そこから熱効率がどうだのコッヘルは乗るのか?だの延々とリアクターをネタにお話を
結局4回 「交換すべっ」て言われましたよ(笑)
「やっぱスノーシュー履いてる 兄ちゃんはちげぇなぁ~」
なんてヨイショされたり
なんだなんだ リアクターくれーでドヨメキやがって (´∀`*)フフフのフと心の中でニヤリとしていたら
最後そのパーテーが出ていく間際の会話がチラリと
「今度のアルプスの装備に・・・」
ほほう アルプスね オイラもそのうち槍でも剣でもにいってやるさ フフフ ←ホントか?
「いや でも ヒマラヤ行った時の寒さは・・・」
でぇー!!!
(◎皿◎)
あちらのアルプスのことだったのね(笑)アハ
お腹も満たされたところでさぁ下りますよ
天候もやや回復気味で雲の晴れ間が多くなってました
ここはつつじなんかの低木に雪が被さってるところ
たまに踏み抜いて嵌ったりします
下りるに連れて風も収まってきて視界が開けてきましたよ
オシ 写真でも♪って思ったら
・
・・
・・・
・・・・ バッテリー切れ OTL
なんだよーせっかく景色が良くなってきたのに
しょうがないから 携帯でパシャ パシャ
おぉ!! 登りのときは吹雪いてて見えなかった樹氷群が!!
樹氷の前でも自分撮り(・∀・)フフフ♪
・・・・写真を載せたいのは山々なんですけど
その携帯で撮った写真はこの世から抹殺されました
とどめは eiタンの手によって(笑)
というのもこの日の夜 satoタンとeiタンを迎えに行った帰り
ビックリドンキーで晩飯中に オイラの携帯で遊んでいたeiタン
ふと
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
↑これは拾った画像ですけどこんな感じ しかも配線も切れていたっすオイラのは
実はもうヒビが入っててプラプラしててこの後携帯換える予定だったんす
でも こうなってしまってはデータすら取り出せない・・・バックアップも無し
樹氷の写真とともにTEL番号 メルアドもすべて失いました・・・
ということでもう一度アドレス教えていいよって方 オーナーメールでお待ちしています(;´Д`)
そんな訳で お山の続きですが
天候が回復して青空のした気持ちよく たまに携帯で写真を撮りながら下山したわけです
ゲレンデにつけば気持ちよさそうにシュプールを描く←古い スキーヤー・スノーボーダー
今度はボード担いで登りたいなぁ
と思いながら λ.... ゲレンデ脇の林の中をなんとなく寂しく歩くのでした
オワリ
♪ご訪問ありがとう♪