2013年09月13日
【 2013.8.20~23 南アルプス 縦走ハイク ② 】
お盆明けの8/20~23で南アルプスに行ってきた
南アルプス 赤石山脈
前日までの記事はコチラ
8月21日
3:20起床
テントの入り口を開けてみる まだ薄暗く昨日と同じ雲の中それに風が強い
高山病の症状は・・・まだ若干頭が痛い
3:50
テント内を簡単に片付けて朝食
今回の縦走 燃料を使って初めての朝食はアルファマイのチキンライスと無印良品のオニオンスープ
ストーブはいつものリアクターpot1.0L
予備のストーブは持ってこなかったのでトラブルがあったらヤバイ
食事を済ませたら 少し頭痛治まってきた気がする
強風の中テントを撤収し5:00に2日目のハイク スタート
気温は低く風も強いのでジャケットを着る
高地に適応してきたのか若干体は重いものの体調は徐々に回復傾向
昨日北岳山荘まで行けなかったことで 甲斐駒までの工程は厳しくなった
とりあえず今日の目標を「農鳥小屋泊」にして時間をかけてゆっくり進むことにした
山筋に沿って山梨県側 長野県側 両方から風は吹き上っているのがわかる
帽子が飛ばされそうな強風
ゴツゴツとした岩場を慎重にゆっくりと歩を進める
5:15 両俣コース分岐
5:40 日本で二番目に高い山 北岳(3,193m 日本百名山)到着
山頂には2グループと単独ハイカーさんが数人
片方のグループの男性に写真を撮ってもらったけど
あっ顔がでかいのがバレバレww
近すぎてフレーム内にはオイラと標識が一杯にww
でも周囲は真っ白雲の中だから まぁいいか
寒かったのでコーヒーを入れて飲んだ
農鳥小屋には水場があるので水は1Lにしていた(ペットボトル500mlは飲料で持参)
時間はあるので 雲が晴れるのを30分待っていたが
ほんの数秒 木曽の山脈が見えること数回 あきらめて先へ向かった
北岳からの下り
6 :40八本の歯コル 分岐
7:00
陽もだいぶ高くなり北岳山荘へ向かう途中 南側には富士山のシルエットが
富士は日本一だわ
途中雷鳥が飛んでるのが見えた 初めて見た雷鳥・・・だったよな?
ズームが出来ないので写真は無い
北岳からの下り 赤い屋根の北岳山荘が小さく見える
「あれがねー♪」なんて思ってみたもののよく解っていない
7:20 北岳山荘到着
山荘の手前にテン場とトイレ
もう皆さん出発したあとで 富士山の写真を狙っていたであろう三脚をかまえた老人のテントのみ
この頃はすっかり晴れて富士山が綺麗に見えた
いいですね 次回もし来ることがあればこの山荘に泊まりたいなと
受付の売店でポカリ500mlと北岳の山バッチを購入
無料の熱いほうじ茶を一杯ご馳走になった うまかった
7:30 間ノ岳に向かう
振り返れば北岳と北岳山荘
日差しはあるけど長野県側から吹き上げる風が気持ちよくて心地よい稜線歩き
雲はあるけどどちらを見ても絶景が広がっている
北岳山荘から見える大きな目の前の山
これが間ノ岳と思い続けて歩いていたんだけど山頂らしき標識を見ると
8:15
「中白根山」と掠れた白い文字が
地図を見ればなるほどちゃんとあった
標高は3055m
なんだ白峰三山じゃなくて四山じゃないか なんて思いながら先へ進む
絶景だ
すごしだけ標高が下がり 再び大きな大きな山の塊が目に入る
デカイわー
トレイルからは遠くはるか遠くまで見える
あの山はなんだ 八ヶ岳ってみえるのか?
あの白っぽい山 あれが鳳凰山?
南の奥に見えるのは塩見岳か?
なんて考えてるうちに間ノ岳(3,189 日本百名山)に着いた
間ノ岳から見る 仙丈岳、甲斐駒、北岳
9:15
立派な三角点
日本で4番目に高い山なんだ
相変わらず西風が強いので岩陰に入り昼食
ドーナツをかじりながらここでコース確認
出来れば 途中見た白い花崗岩の山 甲斐駒に登ってみたい
ここから予定を変更して両俣小屋泊で仙丈岳~甲斐駒が頭を過ぎる
でも白峰三山縦走という成果を逃すも惜しい・・・
・・・・考えるのが面倒臭くなり とりあえず白峰三山をクリアーしよう
9:35 農鳥小屋に向かった
下り
ここから 農鳥へのマーキングが沢山ある 目立つ
岩がゴロゴロ
落石を懸念してこまめに上方を見ながら歩く あぁ怖い
遠く 赤い屋根の農鳥小屋が見えて そのバックにはこれまた大きく険しそうな農鳥岳が
10:25 農鳥小屋
広河原山荘-御池小屋-肩小屋-北岳山荘と通過してきた
昔の山小屋ってみんなこんな感じだったんだろう
そんな風に思う
売店前で地図を広げて今後のルートを再検討
登山届け通りなら
1.農鳥岳-農鳥小屋泊-間ノ岳-三峰岳-両俣小屋泊-仙丈岳-下山
甲府観光、東京買い物するなら
2.農鳥小屋泊-農鳥岳-奈良田温泉
せっかく来たんだから頑張るなら
3.農鳥岳-農鳥小屋泊-間ノ岳-三峰岳-両俣小屋-仙丈岳-仙丈小屋泊-北沢峠-甲斐駒ピストン
1.は無理がない日程なんだけど22日が若干余裕があり過ぎる・・・
2.は靴擦れの状態を考えると降りてもいいかなって考えた
3.間ノ岳から見た仙丈岳と甲斐駒が見事でどうしても登りたい。。。次回は無いかもしれない。。。。
結局3.を選択
天候は問題なさそう・・・・
コースタイムの合計は11時間で 歩けない時間ではない
あとは靴擦れの状態 とりあえず翌日間ノ岳まで登り返して足の状態を見てそこで判断することにした
受付に三人+甲斐犬2頭
オヤジさんは横になっていて 高校生位のにーちゃんが細かい説明をしてくれた
テントを張り終えた頃 空は青空に
テン場から正面に富士山、北側には鳳凰山も見える
11:50
ジャケットを脱いで サコッシュに財布とカメラと地図と絆創膏 パンツの後ろポケットにペットボトルだけで農鳥岳に向かう
西農鳥岳への急登
空荷はラクチンだ 太陽はポカポカ 吹き上げる天然クーラーが心地よい
西農鳥岳途中から間ノ岳、北岳を望む
12:40
西農鳥岳を経て農鳥岳(3,026 m 日本二百名山)に到着
ここからは 間ノ岳、北岳、鳳凰山が良く見えた
反対側には塩見岳が
農鳥岳からの眺めを堪能し 小屋に戻る
13:21 西農鳥岳 (3,051m)(戻り)
農鳥岳より高い 目の前には大きな間ノ岳 農鳥小屋が真下に小さく見える
山頂は携帯の電波がバリ3でここで一気に下界と連絡をとれたw
13:50 農鳥小屋に戻る
テン場からずーと下がった水場へ向かう
水の補給と共に体を綺麗に拭きたかった
往復30弱の距離 道はとてもよく整備されていた
南アルプスの天然水
先客がいて手ぬぐいで体を拭く梁○泊倶○部の皆様と一緒になった
人がいなくなったのを見計らって オイラは全裸になって水浴びww
もうムチャクチャ気持ちよかった~~
服を着替えたあとに 東京からのハイカーさんが下りてきて ギリギリだったww
テント場に戻り 小屋で缶ビールを購入 ここは電気がないので常温
でも気温が低いのでそこそこ飲める温度だ
15:30
絶景を眺めながらの乾杯 テン場から夜は甲府市内の夜景が見えるそうだが
翌日は早朝出発の長丁場が待っているので早めに寝るから見ることが出来無い
2日目の夕食は アルファ米の山菜おこわにセブンイレブンのフリーズドライ 長ネギの味噌汁
セブン便利だわー
食後 翌日出準備をしていると 水場でお会いした 梁○泊倶○部の方から宴に誘われお邪魔した
50代~70代まで6人のグループ登山とのこと 皆様 山の大先輩で貴重なお話を沢山聞くことができて
楽しかったー^^ ありがとうございました
17時半頃 小屋の夕食の時間になり 宴はお開き
テント場に戻り 宴に一緒に参加していた東京からのハイカーさんと 山の話を30分程・・・
話は尽きなかったけれど 翌日に備えて 18時過ぎに就寝となった
ツヅク
南アルプス 赤石山脈
前日までの記事はコチラ
8月21日
3:20起床
テントの入り口を開けてみる まだ薄暗く昨日と同じ雲の中それに風が強い
高山病の症状は・・・まだ若干頭が痛い
3:50
テント内を簡単に片付けて朝食
今回の縦走 燃料を使って初めての朝食はアルファマイのチキンライスと無印良品のオニオンスープ
ストーブはいつものリアクターpot1.0L
予備のストーブは持ってこなかったのでトラブルがあったらヤバイ
食事を済ませたら 少し頭痛治まってきた気がする
強風の中テントを撤収し5:00に2日目のハイク スタート
気温は低く風も強いのでジャケットを着る
高地に適応してきたのか若干体は重いものの体調は徐々に回復傾向
昨日北岳山荘まで行けなかったことで 甲斐駒までの工程は厳しくなった
とりあえず今日の目標を「農鳥小屋泊」にして時間をかけてゆっくり進むことにした
山筋に沿って山梨県側 長野県側 両方から風は吹き上っているのがわかる
帽子が飛ばされそうな強風
ゴツゴツとした岩場を慎重にゆっくりと歩を進める
5:15 両俣コース分岐
5:40 日本で二番目に高い山 北岳(3,193m 日本百名山)到着
山頂には2グループと単独ハイカーさんが数人
片方のグループの男性に写真を撮ってもらったけど
あっ顔がでかいのがバレバレww
近すぎてフレーム内にはオイラと標識が一杯にww
でも周囲は真っ白雲の中だから まぁいいか
寒かったのでコーヒーを入れて飲んだ
農鳥小屋には水場があるので水は1Lにしていた(ペットボトル500mlは飲料で持参)
時間はあるので 雲が晴れるのを30分待っていたが
ほんの数秒 木曽の山脈が見えること数回 あきらめて先へ向かった
北岳からの下り
6 :40八本の歯コル 分岐
7:00
陽もだいぶ高くなり北岳山荘へ向かう途中 南側には富士山のシルエットが
富士は日本一だわ
途中雷鳥が飛んでるのが見えた 初めて見た雷鳥・・・だったよな?
ズームが出来ないので写真は無い
北岳からの下り 赤い屋根の北岳山荘が小さく見える
「あれがねー♪」なんて思ってみたもののよく解っていない
7:20 北岳山荘到着
山荘の手前にテン場とトイレ
もう皆さん出発したあとで 富士山の写真を狙っていたであろう三脚をかまえた老人のテントのみ
この頃はすっかり晴れて富士山が綺麗に見えた
いいですね 次回もし来ることがあればこの山荘に泊まりたいなと
受付の売店でポカリ500mlと北岳の山バッチを購入
無料の熱いほうじ茶を一杯ご馳走になった うまかった
7:30 間ノ岳に向かう
振り返れば北岳と北岳山荘
日差しはあるけど長野県側から吹き上げる風が気持ちよくて心地よい稜線歩き
雲はあるけどどちらを見ても絶景が広がっている
北岳山荘から見える大きな目の前の山
これが間ノ岳と思い続けて歩いていたんだけど山頂らしき標識を見ると
8:15
「中白根山」と掠れた白い文字が
地図を見ればなるほどちゃんとあった
標高は3055m
なんだ白峰三山じゃなくて四山じゃないか なんて思いながら先へ進む
絶景だ
すごしだけ標高が下がり 再び大きな大きな山の塊が目に入る
デカイわー
トレイルからは遠くはるか遠くまで見える
あの山はなんだ 八ヶ岳ってみえるのか?
あの白っぽい山 あれが鳳凰山?
南の奥に見えるのは塩見岳か?
なんて考えてるうちに間ノ岳(3,189 日本百名山)に着いた
間ノ岳から見る 仙丈岳、甲斐駒、北岳
9:15
立派な三角点
日本で4番目に高い山なんだ
相変わらず西風が強いので岩陰に入り昼食
ドーナツをかじりながらここでコース確認
出来れば 途中見た白い花崗岩の山 甲斐駒に登ってみたい
ここから予定を変更して両俣小屋泊で仙丈岳~甲斐駒が頭を過ぎる
でも白峰三山縦走という成果を逃すも惜しい・・・
・・・・考えるのが面倒臭くなり とりあえず白峰三山をクリアーしよう
9:35 農鳥小屋に向かった
下り
ここから 農鳥へのマーキングが沢山ある 目立つ
岩がゴロゴロ
落石を懸念してこまめに上方を見ながら歩く あぁ怖い
遠く 赤い屋根の農鳥小屋が見えて そのバックにはこれまた大きく険しそうな農鳥岳が
10:25 農鳥小屋
広河原山荘-御池小屋-肩小屋-北岳山荘と通過してきた
昔の山小屋ってみんなこんな感じだったんだろう
そんな風に思う
売店前で地図を広げて今後のルートを再検討
登山届け通りなら
1.農鳥岳-農鳥小屋泊-間ノ岳-三峰岳-両俣小屋泊-仙丈岳-下山
甲府観光、東京買い物するなら
2.農鳥小屋泊-農鳥岳-奈良田温泉
せっかく来たんだから頑張るなら
3.農鳥岳-農鳥小屋泊-間ノ岳-三峰岳-両俣小屋-仙丈岳-仙丈小屋泊-北沢峠-甲斐駒ピストン
1.は無理がない日程なんだけど22日が若干余裕があり過ぎる・・・
2.は靴擦れの状態を考えると降りてもいいかなって考えた
3.間ノ岳から見た仙丈岳と甲斐駒が見事でどうしても登りたい。。。次回は無いかもしれない。。。。
結局3.を選択
天候は問題なさそう・・・・
コースタイムの合計は11時間で 歩けない時間ではない
あとは靴擦れの状態 とりあえず翌日間ノ岳まで登り返して足の状態を見てそこで判断することにした
受付に三人+甲斐犬2頭
オヤジさんは横になっていて 高校生位のにーちゃんが細かい説明をしてくれた
テントを張り終えた頃 空は青空に
テン場から正面に富士山、北側には鳳凰山も見える
11:50
ジャケットを脱いで サコッシュに財布とカメラと地図と絆創膏 パンツの後ろポケットにペットボトルだけで農鳥岳に向かう
西農鳥岳への急登
空荷はラクチンだ 太陽はポカポカ 吹き上げる天然クーラーが心地よい
西農鳥岳途中から間ノ岳、北岳を望む
12:40
西農鳥岳を経て農鳥岳(3,026 m 日本二百名山)に到着
ここからは 間ノ岳、北岳、鳳凰山が良く見えた
反対側には塩見岳が
農鳥岳からの眺めを堪能し 小屋に戻る
13:21 西農鳥岳 (3,051m)(戻り)
農鳥岳より高い 目の前には大きな間ノ岳 農鳥小屋が真下に小さく見える
山頂は携帯の電波がバリ3でここで一気に下界と連絡をとれたw
13:50 農鳥小屋に戻る
テン場からずーと下がった水場へ向かう
水の補給と共に体を綺麗に拭きたかった
往復30弱の距離 道はとてもよく整備されていた
南アルプスの天然水
先客がいて手ぬぐいで体を拭く梁○泊倶○部の皆様と一緒になった
人がいなくなったのを見計らって オイラは全裸になって水浴びww
もうムチャクチャ気持ちよかった~~
服を着替えたあとに 東京からのハイカーさんが下りてきて ギリギリだったww
テント場に戻り 小屋で缶ビールを購入 ここは電気がないので常温
でも気温が低いのでそこそこ飲める温度だ
15:30
絶景を眺めながらの乾杯 テン場から夜は甲府市内の夜景が見えるそうだが
翌日は早朝出発の長丁場が待っているので早めに寝るから見ることが出来無い
2日目の夕食は アルファ米の山菜おこわにセブンイレブンのフリーズドライ 長ネギの味噌汁
セブン便利だわー
食後 翌日出準備をしていると 水場でお会いした 梁○泊倶○部の方から宴に誘われお邪魔した
50代~70代まで6人のグループ登山とのこと 皆様 山の大先輩で貴重なお話を沢山聞くことができて
楽しかったー^^ ありがとうございました
17時半頃 小屋の夕食の時間になり 宴はお開き
テント場に戻り 宴に一緒に参加していた東京からのハイカーさんと 山の話を30分程・・・
話は尽きなかったけれど 翌日に備えて 18時過ぎに就寝となった
ツヅク
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Posted by simoji at 17:30│Comments(2)
│ trekking
この記事へのコメント
こんばんは。
真っ白な北岳山頂って親近感湧くわ〜。(笑)
でも途中からきれいに山が見え出して良かったね。
仙塩尾根のレポ楽しみにしてます。
真っ白な北岳山頂って親近感湧くわ〜。(笑)
でも途中からきれいに山が見え出して良かったね。
仙塩尾根のレポ楽しみにしてます。
Posted by ユキヲ… at 2013年09月13日 18:20
ユキヲさん~☆
どもー
そうなんすよー
二日目が ふらふら ゆっくり景色を楽しみながら
稜線歩きできたので最高気持ちよかったです
えぇ 翌日の仙塩尾根は そりゃー怖い道でございましたww
どもー
そうなんすよー
二日目が ふらふら ゆっくり景色を楽しみながら
稜線歩きできたので最高気持ちよかったです
えぇ 翌日の仙塩尾根は そりゃー怖い道でございましたww
Posted by simoji at 2013年09月13日 22:30
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