2013年09月25日
【 2013.8.20~23 南アルプス 縦走ハイク ③ 】
お盆明けの8/20~23で南アルプスに行ってきた
前日までの記事はコチラ
8月22日
2:00 起床
夜中入り口の上の方を少し開けたら 甲府の夜景が見えていたんだけれど
朝はすっかりガスの中だった
4時に出発予定
間ノ岳の昇り返しの途中に夜明けを迎える
2:25
朝飯は棒ラーメン リアクターでもコツを得れば作れたw
食後はすぐ撤収
結露まみれのテントをザックに突っ込み 3:30には出発準備が整った
3:50
用を足してw暗闇とガスの中を出発
安全を考慮すれば陽が昇ってから出発だと思うけど前日通ったコースだし
危険箇所もなかったので早めに出発したのだ
今回のトレイルで一番マーキングが的確に施されていたのは農鳥~間ノ岳間
施したのは農鳥小屋のスタッフだろうか・・・?
水場への通路も整備されてたし ありがたかった♪
トイレがwildな山小屋ではあったけどねww
暗いうちはヘッドライト頼み ガスで視界は5m程度だった
5:00 2度目の間ノ岳登頂
5時チョイ前が日の出だったので随分明るくなった
勿論 ご来光は拝めない
足の靴擦れの状態は・・・悪化はしていない イケル! と思う
三峰岳に向けて下る
峰の両側は・・・落ちたら死ぬ
まだガスが晴れておらず下は見えないけどたぶんヤバイ
慎重に・・・且つ 迅速に・・・
5:40
三峰岳頂上真下に着く
たぶん5m位あがれば頂上があるんだろうけど視界も悪くてなんとなく不安だったのでスルー
やっとガスの下に出て視界が開けた
北側はこれから歩くトレイルが見える
東を見るとまだ北岳は雲の中
タケカンバ地帯に入ったころ
雲に隠れているけど今日の目的地 仙丈岳の雄姿が
崩れやすい細尾根 狭い岩場 に注意しながら野呂川越へ向かう
間ノ岳~野呂川越 コースタイム2.5hで約900mを落とす
あまり急いで足に負担は掛けたくないけど 時間にも制限があるし
樹林帯に入ると展望はないけど 木陰は涼しくて歩きやすい
倒木が沢山横たわっているままだ
7:45
下りがホトホト嫌になってきた頃 野呂川越(両俣小屋分岐)に到着
行動食でスタミナ回復 30分の休憩
さぁここからはコースタイム5.5h登り!!
・・・しかし 左足に違和感
下りで足を痛めたか?だとしたら非常にマズイ ここから先にエスケープルートは無い
途中でもう登れなくなったらどうする?
8:15
ペースを落として足の様子を伺いながら登ることにした
こうなるとモチベーションも一緒に落ちる
段々と痛みが増している気がする・・・
両俣小屋に戻ってリタイアか?
どうするオレ・・・
なんて考えてる間に
8:33横川岳に到着
トレイルに伸び放題だった藪もここらで落ち着いた
9:18
独標手前の岩場に出ると一気に視界が開けて仙丈岳見えたー
北岳も見えたー
9:54
高望池(2,450m) 水はなく ここから少し下がった水場も枯れているらしい
10:11
伊那荒倉岳(2,519m)
当初の予定時間から大きく遅れるている ヤベェー・・・
・・・しかし休憩時に気が付いた
もしかしてこの足の痛み・・・初日歩いた分の筋肉痛では?
なんか同じことが以前あったような
うん きっとそうだ これは筋肉痛だ!!
そこからはペースを上げて見た
特に足の痛みが増すこともないく快調
やはり筋肉痛だったみたいww
仙塩尾根は白峰三山のコースに比べると静かで歩いてる人も少ない
すれ違ったのは7人だけだった
10:45
1週間早ければお花畑が綺麗だったであろうが もう枯れている
11:10
ハイマツ地帯に出ると一気に視界が開けた
空は青く西から吹き上がる風が最高に気持ちがいい
目の前には仙丈岳の雄大なカールが広がり 東に目を向ければ甲斐駒が白く輝いている
北岳も雲が晴れた
11:50
途中あまりにも気持ちがよくて30分 ただボーっとしている画を撮ろうとするが間に合わなかったww
12:30
大仙丈岳手前の急登が見渡せるところに到着
さて 怖いけどいくよー
勾配がキツく足元は脆い砂と砂利状
手が届くところは小さなホールドを利用してと
遠くから見たときは本当にあそこ登るの?って感じだったんだけど
肩の力を抜いて 慎重に・・・慎重に・・・
13:05
大仙丈岳を見上げる あとちょっとー
13:26
大仙丈岳 (2,975m )登頂
天気ヨーシッ!!
人もいないから 景色を独り占めww
大仙丈岳から見る仙丈岳のデカイことデカイこと・・・
さぁラスト!
小休止の後 すぐに
「ピヨピヨピヨ ピヨピヨピヨ♪」
カワイイ鳴き声が聞こえる
目線を下げると2m先に雷鳥の雛鳥の行進が^^
数えると9~10羽 ラッキー 頑張ったご褒美だわね
もう結構足はクタクタなんだけど あと少しだ!!
14:03
仙丈岳(3,033m 日本百名山)登頂
今回の縦走ハイク 3つ目の百名山
大仙丈岳からは30分で到着
伊那荒倉岳までの遅れを取り戻して当初の予定時刻に到着できた
頂上には沢山の人が
皆さん仙丈岳に荷物をデポしているようで軽装だ
小さなお子様も何人か
甲斐駒の眺めがよかった
それと長野市の眺めもイイ
北岳の方は雲が厚くなっていた
何人かの方とお話しながら景色を楽しんで
さて 仙丈小屋にお泊り・・・ではなく下山♪
朝 スタート直後に考えていた
14時の予定通りに仙丈岳に到着出来たら 泊まらずに下山してしまおうと
寄り道しなければ17時前には北沢峠のテン場に到着できる
足の裏と小指の先もなんとか持ちそうだ
14:26
仙丈小屋の外観写真だけ撮って スルー
馬ノ背ヒュッテへ向かう
仙丈小屋を見上げる
樹林帯に入りしばらく歩く
15:00
馬ノ背ヒュッテ到着
建物の写真は撮り忘れたけど
おでんと生ビールは忘れずに お兄さんが外のテーブルまで運んでくれた
肩小屋に続いて 生ビールメッチャ馬ー♪
ここで仙丈岳の山バッチを買おうと思ってたんだけど
ヒュッテオリジナルのバッチしか売ってなかった ありゃ・・・
ハイク再開
馬ノ背ヒュッテから少し下がった沢にはポンプが設置してあった
ここから水を汲み上げているわけだ
藪沢コースとコールの分岐
オイラは藪沢コースを選択
これがなかなかなコースで アレレ 選択を間違ったべか・・・
ってずーと考えながら下りていく というか高度は全然下がらない
15:45
藪沢小屋
16:06
大滝頭 到着
ここからは 一気に400m下げることになる
段差が大きくて膝にくる
あぁ 沢沿いの道の方が緩やかに下る感じでよさそうだったなぁ
失敗したなぁ。。。そればっかりずーっと考えていた
4合目から3・・・2合目分岐に到着
北沢峠のテント場にむかって直進!
(でも 本当は直進が長衛荘で テント場(長衛小屋=北沢駒仙小屋)へは右折して1合目を
通過した方が早かった)
本当ならとても気持ちがいい道なのかもしれないけど
もうこの頃は疲労と足の裏が熱くて 余裕がない状態
バス待ちの人達の話声が聞こえた時は「やっと着いた」 思った
17:15長衛荘
この時まだ長衛荘と長衛小屋の違いがわかってなくて
お店のお兄さんに「テント場の受付ってここですか?」って聞いたんだっけ
ついでに山小屋っていうよりレストランって雰囲気だったのでもしかしたら食えるかな?って思って
「夕食食えますか?」とも^^; もちろん夕食は終わってたんだけど
丁寧に長衛小屋を案内されて テクテクと最後の10分 砂利道を歩く
案内を見つけて脇道に入りテン場が見えてきた~~
もうミナサン宴の真っ最中
17:30
長衛小屋到着
っと同時にテント泊の受付と 生ビールを注文
ザックを背負ったまま エビスの生で 「お疲れ オレ♪」
あぁ・・・・1000mの下りを1日2回ってのは足にくるわ
とりあえずテント張って 薄暗くなってきたから即効でパスタ茹でて
18:30
2杯目は大ジョッキ(プラカップだけど)で 「乾杯」
あぁ・・・・・・・・・なんだか達成感と疲労がmixされて 一人で薄笑いを浮かべる
周りはもう寝る準備に取り掛かってるし
小屋に行って3杯目の生を飲みながら 買いそびれた仙丈岳の山バッチ
それに明日の行動食にカウンターの隅にあった苺ワッフルを購入
6月にオープンしたばかりの長衛小屋は木の香りがプンプンしてた
家族で来ることがあれば長衛荘か長衛小屋に泊って 空荷で仙丈岳か甲斐駒登りたいなと
テン場に戻り 流し放題の南アルプスの天然水に手ぬぐいを浸し 体を拭いて足を洗った
もう陽は完全に落ちて真っ暗
テントの中で足の裏を見ると 部分的に皮は剥けてる 靴擦れのかかとと小指の先も
日頃からもっと歩いてれば足の皮を固く丈夫になるんだろうけどね
明日歩けるかな・・・・そう思いながらも歩く気は満々で眠りについた
3:30 寝坊してしまった
朝飯の準備をしながらテント内を片付ける
2食連続でパスタ アラビアータにコーンスープ
足に有るだけの絆創膏を重ねて靴を履いてみる 大丈夫そうだ
サコッシュに財布と虫よけ行動食と地図にカメラ それにペットボトルに天然水を詰めて
最後のハイクは 甲斐駒!
4:30 スタート
日の出は4:50頃 仙水小屋につく頃には明るくなってるはず
ヘッドライトの電池残量はもう少ない
沢の向かって右側の道を登り 途中丸太の橋を渡ってロープ場を抜けまた橋を渡って右側のトレイルへ
5:14
階段を上ると仙水小屋に到着
入口にある水場
ポンプで地下から汲み上げてるらしく冷たい 4℃って書いてある
水が美味しくてがぶ飲み ペットボトルに水を詰め直す
小声で小屋の方に向かって「ゴチソウサマ」
仙水小屋のテント場は小屋の上部とトレイルの両脇に点々としていた
仙水小屋から分岐までの道
道の幅は広すぎる気がするけど辺りは苔むしてして好き
木の背も高いから空間が広い
分岐を過ぎると 今まで見たことがない景色が広がっていた
相当沢山の岩がゴロゴロと積み重なってる
その岩の上をピョンピョン跳びはねて歩く
eiタンと一緒だったら喜ぶだろうね 落石は怖いけど
5:43
仙水峠(2,264m)到着
今回の縦走で初めて朝焼け しかもほんの少し見えた
最終日は雲が多かった 仙丈岳も見えない
もう1日追加すれば甲斐駒を登ったあと ここから鳳凰山を登って夜叉神峠ってのもあったんだけど
それは次回来る為の目標として残しておく
ここからは急登
ザック背負ってたらつらいであろう道を
空荷だからグングン登って行く それでも結構長く感じた
6:43
駒津峰到着
ここからの甲斐駒の眺めは凄かった デカイ そして白い
アルプスの山 北岳も間ノ岳も仙丈岳も 本当に大きかった
7:00
直登コース・回り道コース分岐
直登コースを下るのは怖そうだったので登りを直登コース下りを回り道コースにした
プチ 岩登りを楽しみ というか怖かった^^;
7:32
厳しいところを抜けて振り返る
地面はサラサラの砂状になっていた
本当 花崗岩なんだねぇ
7:50
甲斐駒ケ岳(3,015m 日本百名山)登頂
山頂は雲に覆われてしまっていた
展望は無し
あれ ここになんとかって大きな岩あるんだっけ?って探し回ったけど無い
苺ワッフルを食べながら地図を確認すると オベリスク 鳳凰山だよねww
お社にお賽銭を入れて最後の下り 怪我しませんように
9:10
下りの駒津峰到着
まだ雲は晴れない
朝暗くて沢沿いの景色がよく見えなかったので同じコースをピストンすることにした
仙水峠でまた水を頂いてそのまま下る
画がたいしたことなくて綺麗な沢は伝わらない
10:30
長衛小屋到着で 3泊4日 初めての南アルプス縦走は終了
ログ取ってないからわからないけど
20日 広河原~肩小屋 13.8km
21日 肩小屋~農鳥岳~農鳥小屋 約11.7km
22日 農鳥小屋~間ノ岳~仙丈岳~北沢峠 約17.5km
23日 北沢峠~甲斐駒~北沢峠 約7.5km
こんな感じだろうか。
11:30の広河原行きのバスに間に合いそうだったので即効撤収し
缶ビールを飲みながらバス停に急いだんだけど。。。
15分間違ってたw 11:15だった
次のバスは13:30 2時間以上ある
長衛荘で ソースかつ丼
次来た時はおススメのスープカレーだ
スタッフの方と話をしたり 雑誌を読んだりしながら時間を潰して
ありがとう 南アルプス♪ 広河原行きのバスに乗った
バスを乗換え 甲府駅に到着したのは16時過ぎ
帰りも特急あずさで新宿まで そこから新宿湘南ラインで大宮まで行って新幹線に乗り換えた
5日ぶりの仙台
味が濃いラーメンが食べたくて クリスロードの末廣ラーメン本舗でネギ沢山
バス待ちの間にキリンのでアイスビールで〆
またいつか長期休みが取れたら行こう 南アルプス♪
オワリ
前日までの記事はコチラ
8月22日
2:00 起床
夜中入り口の上の方を少し開けたら 甲府の夜景が見えていたんだけれど
朝はすっかりガスの中だった
4時に出発予定
間ノ岳の昇り返しの途中に夜明けを迎える
2:25
朝飯は棒ラーメン リアクターでもコツを得れば作れたw
食後はすぐ撤収
結露まみれのテントをザックに突っ込み 3:30には出発準備が整った
3:50
用を足してw暗闇とガスの中を出発
安全を考慮すれば陽が昇ってから出発だと思うけど前日通ったコースだし
危険箇所もなかったので早めに出発したのだ
今回のトレイルで一番マーキングが的確に施されていたのは農鳥~間ノ岳間
施したのは農鳥小屋のスタッフだろうか・・・?
水場への通路も整備されてたし ありがたかった♪
トイレがwildな山小屋ではあったけどねww
暗いうちはヘッドライト頼み ガスで視界は5m程度だった
5:00 2度目の間ノ岳登頂
5時チョイ前が日の出だったので随分明るくなった
勿論 ご来光は拝めない
足の靴擦れの状態は・・・悪化はしていない イケル! と思う
三峰岳に向けて下る
峰の両側は・・・落ちたら死ぬ
まだガスが晴れておらず下は見えないけどたぶんヤバイ
慎重に・・・且つ 迅速に・・・
5:40
三峰岳頂上真下に着く
たぶん5m位あがれば頂上があるんだろうけど視界も悪くてなんとなく不安だったのでスルー
やっとガスの下に出て視界が開けた
北側はこれから歩くトレイルが見える
東を見るとまだ北岳は雲の中
タケカンバ地帯に入ったころ
雲に隠れているけど今日の目的地 仙丈岳の雄姿が
崩れやすい細尾根 狭い岩場 に注意しながら野呂川越へ向かう
間ノ岳~野呂川越 コースタイム2.5hで約900mを落とす
あまり急いで足に負担は掛けたくないけど 時間にも制限があるし
樹林帯に入ると展望はないけど 木陰は涼しくて歩きやすい
倒木が沢山横たわっているままだ
7:45
下りがホトホト嫌になってきた頃 野呂川越(両俣小屋分岐)に到着
行動食でスタミナ回復 30分の休憩
さぁここからはコースタイム5.5h登り!!
・・・しかし 左足に違和感
下りで足を痛めたか?だとしたら非常にマズイ ここから先にエスケープルートは無い
途中でもう登れなくなったらどうする?
8:15
ペースを落として足の様子を伺いながら登ることにした
こうなるとモチベーションも一緒に落ちる
段々と痛みが増している気がする・・・
両俣小屋に戻ってリタイアか?
どうするオレ・・・
なんて考えてる間に
8:33横川岳に到着
トレイルに伸び放題だった藪もここらで落ち着いた
9:18
独標手前の岩場に出ると一気に視界が開けて仙丈岳見えたー
北岳も見えたー
9:54
高望池(2,450m) 水はなく ここから少し下がった水場も枯れているらしい
10:11
伊那荒倉岳(2,519m)
当初の予定時間から大きく遅れるている ヤベェー・・・
・・・しかし休憩時に気が付いた
もしかしてこの足の痛み・・・初日歩いた分の筋肉痛では?
なんか同じことが以前あったような
うん きっとそうだ これは筋肉痛だ!!
そこからはペースを上げて見た
特に足の痛みが増すこともないく快調
やはり筋肉痛だったみたいww
仙塩尾根は白峰三山のコースに比べると静かで歩いてる人も少ない
すれ違ったのは7人だけだった
10:45
1週間早ければお花畑が綺麗だったであろうが もう枯れている
11:10
ハイマツ地帯に出ると一気に視界が開けた
空は青く西から吹き上がる風が最高に気持ちがいい
目の前には仙丈岳の雄大なカールが広がり 東に目を向ければ甲斐駒が白く輝いている
北岳も雲が晴れた
11:50
途中あまりにも気持ちがよくて30分 ただボーっとしている画を撮ろうとするが間に合わなかったww
12:30
大仙丈岳手前の急登が見渡せるところに到着
さて 怖いけどいくよー
勾配がキツく足元は脆い砂と砂利状
手が届くところは小さなホールドを利用してと
遠くから見たときは本当にあそこ登るの?って感じだったんだけど
肩の力を抜いて 慎重に・・・慎重に・・・
13:05
大仙丈岳を見上げる あとちょっとー
13:26
大仙丈岳 (2,975m )登頂
天気ヨーシッ!!
人もいないから 景色を独り占めww
大仙丈岳から見る仙丈岳のデカイことデカイこと・・・
さぁラスト!
小休止の後 すぐに
「ピヨピヨピヨ ピヨピヨピヨ♪」
カワイイ鳴き声が聞こえる
目線を下げると2m先に雷鳥の雛鳥の行進が^^
数えると9~10羽 ラッキー 頑張ったご褒美だわね
もう結構足はクタクタなんだけど あと少しだ!!
14:03
仙丈岳(3,033m 日本百名山)登頂
今回の縦走ハイク 3つ目の百名山
大仙丈岳からは30分で到着
伊那荒倉岳までの遅れを取り戻して当初の予定時刻に到着できた
頂上には沢山の人が
皆さん仙丈岳に荷物をデポしているようで軽装だ
小さなお子様も何人か
甲斐駒の眺めがよかった
それと長野市の眺めもイイ
北岳の方は雲が厚くなっていた
何人かの方とお話しながら景色を楽しんで
さて 仙丈小屋にお泊り・・・ではなく下山♪
朝 スタート直後に考えていた
14時の予定通りに仙丈岳に到着出来たら 泊まらずに下山してしまおうと
寄り道しなければ17時前には北沢峠のテン場に到着できる
足の裏と小指の先もなんとか持ちそうだ
14:26
仙丈小屋の外観写真だけ撮って スルー
馬ノ背ヒュッテへ向かう
仙丈小屋を見上げる
樹林帯に入りしばらく歩く
15:00
馬ノ背ヒュッテ到着
建物の写真は撮り忘れたけど
おでんと生ビールは忘れずに お兄さんが外のテーブルまで運んでくれた
肩小屋に続いて 生ビールメッチャ馬ー♪
ここで仙丈岳の山バッチを買おうと思ってたんだけど
ヒュッテオリジナルのバッチしか売ってなかった ありゃ・・・
ハイク再開
馬ノ背ヒュッテから少し下がった沢にはポンプが設置してあった
ここから水を汲み上げているわけだ
藪沢コースとコールの分岐
オイラは藪沢コースを選択
これがなかなかなコースで アレレ 選択を間違ったべか・・・
ってずーと考えながら下りていく というか高度は全然下がらない
15:45
藪沢小屋
16:06
大滝頭 到着
ここからは 一気に400m下げることになる
段差が大きくて膝にくる
あぁ 沢沿いの道の方が緩やかに下る感じでよさそうだったなぁ
失敗したなぁ。。。そればっかりずーっと考えていた
4合目から3・・・2合目分岐に到着
北沢峠のテント場にむかって直進!
(でも 本当は直進が長衛荘で テント場(長衛小屋=北沢駒仙小屋)へは右折して1合目を
通過した方が早かった)
本当ならとても気持ちがいい道なのかもしれないけど
もうこの頃は疲労と足の裏が熱くて 余裕がない状態
バス待ちの人達の話声が聞こえた時は「やっと着いた」 思った
17:15長衛荘
この時まだ長衛荘と長衛小屋の違いがわかってなくて
お店のお兄さんに「テント場の受付ってここですか?」って聞いたんだっけ
ついでに山小屋っていうよりレストランって雰囲気だったのでもしかしたら食えるかな?って思って
「夕食食えますか?」とも^^; もちろん夕食は終わってたんだけど
丁寧に長衛小屋を案内されて テクテクと最後の10分 砂利道を歩く
案内を見つけて脇道に入りテン場が見えてきた~~
もうミナサン宴の真っ最中
17:30
長衛小屋到着
っと同時にテント泊の受付と 生ビールを注文
ザックを背負ったまま エビスの生で 「お疲れ オレ♪」
あぁ・・・・1000mの下りを1日2回ってのは足にくるわ
とりあえずテント張って 薄暗くなってきたから即効でパスタ茹でて
18:30
2杯目は大ジョッキ(プラカップだけど)で 「乾杯」
あぁ・・・・・・・・・なんだか達成感と疲労がmixされて 一人で薄笑いを浮かべる
周りはもう寝る準備に取り掛かってるし
小屋に行って3杯目の生を飲みながら 買いそびれた仙丈岳の山バッチ
それに明日の行動食にカウンターの隅にあった苺ワッフルを購入
6月にオープンしたばかりの長衛小屋は木の香りがプンプンしてた
家族で来ることがあれば長衛荘か長衛小屋に泊って 空荷で仙丈岳か甲斐駒登りたいなと
テン場に戻り 流し放題の南アルプスの天然水に手ぬぐいを浸し 体を拭いて足を洗った
もう陽は完全に落ちて真っ暗
テントの中で足の裏を見ると 部分的に皮は剥けてる 靴擦れのかかとと小指の先も
日頃からもっと歩いてれば足の皮を固く丈夫になるんだろうけどね
明日歩けるかな・・・・そう思いながらも歩く気は満々で眠りについた
3:30 寝坊してしまった
朝飯の準備をしながらテント内を片付ける
2食連続でパスタ アラビアータにコーンスープ
足に有るだけの絆創膏を重ねて靴を履いてみる 大丈夫そうだ
サコッシュに財布と虫よけ行動食と地図にカメラ それにペットボトルに天然水を詰めて
最後のハイクは 甲斐駒!
4:30 スタート
日の出は4:50頃 仙水小屋につく頃には明るくなってるはず
ヘッドライトの電池残量はもう少ない
沢の向かって右側の道を登り 途中丸太の橋を渡ってロープ場を抜けまた橋を渡って右側のトレイルへ
5:14
階段を上ると仙水小屋に到着
入口にある水場
ポンプで地下から汲み上げてるらしく冷たい 4℃って書いてある
水が美味しくてがぶ飲み ペットボトルに水を詰め直す
小声で小屋の方に向かって「ゴチソウサマ」
仙水小屋のテント場は小屋の上部とトレイルの両脇に点々としていた
仙水小屋から分岐までの道
道の幅は広すぎる気がするけど辺りは苔むしてして好き
木の背も高いから空間が広い
分岐を過ぎると 今まで見たことがない景色が広がっていた
相当沢山の岩がゴロゴロと積み重なってる
その岩の上をピョンピョン跳びはねて歩く
eiタンと一緒だったら喜ぶだろうね 落石は怖いけど
5:43
仙水峠(2,264m)到着
今回の縦走で初めて朝焼け しかもほんの少し見えた
最終日は雲が多かった 仙丈岳も見えない
もう1日追加すれば甲斐駒を登ったあと ここから鳳凰山を登って夜叉神峠ってのもあったんだけど
それは次回来る為の目標として残しておく
ここからは急登
ザック背負ってたらつらいであろう道を
空荷だからグングン登って行く それでも結構長く感じた
6:43
駒津峰到着
ここからの甲斐駒の眺めは凄かった デカイ そして白い
アルプスの山 北岳も間ノ岳も仙丈岳も 本当に大きかった
7:00
直登コース・回り道コース分岐
直登コースを下るのは怖そうだったので登りを直登コース下りを回り道コースにした
プチ 岩登りを楽しみ というか怖かった^^;
7:32
厳しいところを抜けて振り返る
地面はサラサラの砂状になっていた
本当 花崗岩なんだねぇ
7:50
甲斐駒ケ岳(3,015m 日本百名山)登頂
山頂は雲に覆われてしまっていた
展望は無し
あれ ここになんとかって大きな岩あるんだっけ?って探し回ったけど無い
苺ワッフルを食べながら地図を確認すると オベリスク 鳳凰山だよねww
お社にお賽銭を入れて最後の下り 怪我しませんように
9:10
下りの駒津峰到着
まだ雲は晴れない
朝暗くて沢沿いの景色がよく見えなかったので同じコースをピストンすることにした
仙水峠でまた水を頂いてそのまま下る
画がたいしたことなくて綺麗な沢は伝わらない
10:30
長衛小屋到着で 3泊4日 初めての南アルプス縦走は終了
ログ取ってないからわからないけど
20日 広河原~肩小屋 13.8km
21日 肩小屋~農鳥岳~農鳥小屋 約11.7km
22日 農鳥小屋~間ノ岳~仙丈岳~北沢峠 約17.5km
23日 北沢峠~甲斐駒~北沢峠 約7.5km
こんな感じだろうか。
11:30の広河原行きのバスに間に合いそうだったので即効撤収し
缶ビールを飲みながらバス停に急いだんだけど。。。
15分間違ってたw 11:15だった
次のバスは13:30 2時間以上ある
長衛荘で ソースかつ丼
次来た時はおススメのスープカレーだ
スタッフの方と話をしたり 雑誌を読んだりしながら時間を潰して
ありがとう 南アルプス♪ 広河原行きのバスに乗った
バスを乗換え 甲府駅に到着したのは16時過ぎ
帰りも特急あずさで新宿まで そこから新宿湘南ラインで大宮まで行って新幹線に乗り換えた
5日ぶりの仙台
味が濃いラーメンが食べたくて クリスロードの末廣ラーメン本舗でネギ沢山
バス待ちの間にキリンのでアイスビールで〆
またいつか長期休みが取れたら行こう 南アルプス♪
オワリ
【 北アルプス 涸沢 奥穂高岳 】
【 紅葉の栗駒山 】
【 憧れの岩手山 】
【 2013.8.20~23 南アルプス 縦走ハイク ② 】
【 2013.8.20~23 南アルプス 縦走ハイク ① 】
【 南蔵王縦走コース~三宝荒神山 】
【 紅葉の栗駒山 】
【 憧れの岩手山 】
【 2013.8.20~23 南アルプス 縦走ハイク ② 】
【 2013.8.20~23 南アルプス 縦走ハイク ① 】
【 南蔵王縦走コース~三宝荒神山 】
Posted by simoji at 22:48│Comments(10)
│ trekking
この記事へのコメント
凄いですね!!!
アルピニスト!
僕もいつか行ってみたいです。
もうちょっと子供が大きくなったら。
まずは白馬に行く夢を見ています(笑)
アルピニスト!
僕もいつか行ってみたいです。
もうちょっと子供が大きくなったら。
まずは白馬に行く夢を見ています(笑)
Posted by ota80g at 2013年09月25日 23:01
おはようございます。
いやしかし、たっぷり歩きましたねぇ。(笑)
かなり南ア満喫出来たんじゃないかと。
次回は南アの深南部あたりかな。。。
いやしかし、たっぷり歩きましたねぇ。(笑)
かなり南ア満喫出来たんじゃないかと。
次回は南アの深南部あたりかな。。。
Posted by ユキヲ… at 2013年09月26日 07:53
こんばんは~^^
一気に、登り通しましたね~( ≧∀≦)ノ
お疲れ様でした!!!
koma家が北沢峠に到着した時
simojiさんのテントが張られていたのかぁ・・・ザンネン。。。
長衛荘でお食事、羨ましいです~♪♪
バス待ちしていると、惹かれるメニューばかりで(*^_^*)
一気に、登り通しましたね~( ≧∀≦)ノ
お疲れ様でした!!!
koma家が北沢峠に到着した時
simojiさんのテントが張られていたのかぁ・・・ザンネン。。。
長衛荘でお食事、羨ましいです~♪♪
バス待ちしていると、惹かれるメニューばかりで(*^_^*)
Posted by koma at 2013年09月26日 20:30
お疲れ~
いや、一言タフやね
すごいですわ
甲斐駒と仙丈は2年前に登って、
白峰三山は先週登ってきました
うんうんとうなずくとこがたくさん(笑)
これをまとめて登るなんて考えられへんわ
いや、一言タフやね
すごいですわ
甲斐駒と仙丈は2年前に登って、
白峰三山は先週登ってきました
うんうんとうなずくとこがたくさん(笑)
これをまとめて登るなんて考えられへんわ
Posted by genki at 2013年09月27日 19:15
ota80gさん~☆
ども^^
南アルプス 今思い出してみれば凄いいいところです^^
子供の成長は大事です・・・
でも時間は過ぎて行きます・・・
行きたいと思った時が その時ですよーww
白馬オイラも行きたい^^
ども^^
南アルプス 今思い出してみれば凄いいいところです^^
子供の成長は大事です・・・
でも時間は過ぎて行きます・・・
行きたいと思った時が その時ですよーww
白馬オイラも行きたい^^
Posted by simoji at 2013年09月30日 02:17
ユキヲさん~☆
ども^^
歩きましたね
喉も渇くしつらかったですが
稜線上で吹きあがる風は本当に最高で
今思い出しても笑みが^^
深南部。。。行きたいです^^
また1週間休みがもらえたらかな^^
ども^^
歩きましたね
喉も渇くしつらかったですが
稜線上で吹きあがる風は本当に最高で
今思い出しても笑みが^^
深南部。。。行きたいです^^
また1週間休みがもらえたらかな^^
Posted by simoji at 2013年09月30日 02:20
komaさん~☆
ども^^
そーなんです
きっとオイラのテント脇を通って奥に進まれたはず^^
テントはすれ違っているのですww
長衛荘 いいですよねー^^
じっくり泊りたいですわ^^
ども^^
そーなんです
きっとオイラのテント脇を通って奥に進まれたはず^^
テントはすれ違っているのですww
長衛荘 いいですよねー^^
じっくり泊りたいですわ^^
Posted by simoji at 2013年09月30日 02:22
genkiさん~☆
ども^^
タフなのか卑しいのかww
なかなか来れないですからね
行けるだけ行きたかったんです^^
靴擦れがなければ鳳凰山までいったかもww
やっと同じコースを歩いた方の記事を楽しく見れるようになりましたww
ども^^
タフなのか卑しいのかww
なかなか来れないですからね
行けるだけ行きたかったんです^^
靴擦れがなければ鳳凰山までいったかもww
やっと同じコースを歩いた方の記事を楽しく見れるようになりましたww
Posted by simoji at 2013年09月30日 02:25
こんばんわ~
南アルプス縦走、ジックリ読ませていただきました!
イヤ~~~。。。
カッコイイですね~!(≧▽≦)
いつかは僕もフラッとそんな山に行って縦走してみたいもんです
まぁ、夢ですけどね、、、(笑)
憧れます!!
とりあえず来年は裏岩手縦走コースにチャレンジしたいと思ってます
まずは体力つけないとですね(汗)
simojiさんのように歩ける自信がまだまだ僕には無いので(;´Д`A ```
とにかく、南アルプス縦走お疲れ様でした~!!!
弐弐
南アルプス縦走、ジックリ読ませていただきました!
イヤ~~~。。。
カッコイイですね~!(≧▽≦)
いつかは僕もフラッとそんな山に行って縦走してみたいもんです
まぁ、夢ですけどね、、、(笑)
憧れます!!
とりあえず来年は裏岩手縦走コースにチャレンジしたいと思ってます
まずは体力つけないとですね(汗)
simojiさんのように歩ける自信がまだまだ僕には無いので(;´Д`A ```
とにかく、南アルプス縦走お疲れ様でした~!!!
弐弐
Posted by 弐弐&るぅ at 2013年10月06日 19:19
弐弐さん~☆
ども^^
たまたま 何となく行ってしまいました^^;
体力はあっても。。。知識、経験、判断が大事
ってのも思い知らされた縦走でした^^
でも行きたい時がその時。。。
是非早めにチャレンジしてみて下さい^^
オイラはもっと早く行けばよかったと後悔してますんでww
機会があれば是非ご一緒に^^
ども^^
たまたま 何となく行ってしまいました^^;
体力はあっても。。。知識、経験、判断が大事
ってのも思い知らされた縦走でした^^
でも行きたい時がその時。。。
是非早めにチャレンジしてみて下さい^^
オイラはもっと早く行けばよかったと後悔してますんでww
機会があれば是非ご一緒に^^
Posted by simoji at 2013年10月06日 22:34
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